Action
逸の彩アクション

イメージ画像
イメージ画像

「日本と世界の架け橋になろう」
「沖縄と世界の架け橋なろう」
この理念が浸透しているからこそ、
私たちの日々は、
さまざまな“逸の彩アクション”で溢れています。

忘れられないお客様とのエピソード。
後輩にも語り継がれている、スタッフ同士の笑い話。

“こんな職場で働いてみたかった”

ここでは、私たちの日常の一端を
すこしだけご紹介します。

イメージ画像

Episode 01
ある大晦日のできごと


コロナ禍も落ち着きを取り戻した、
ある年の大晦日。
韓国から4人組で、ご宿泊されていたご年配のお客様たち。

「ようやく沖縄に来ることができたんだ!」と終始、ご機嫌のご様子。
スタッフの中には韓国出身の者をいるので、
二言三言、会話も楽しみながら、
「今晩は、アメリカンビレッジで夕食を楽しんでくる!」
とお出かけになられました。

働いていも、今日はやっぱり特別な日。
支配人が
「今日はみんなお疲れ様、私たちもみんなで年越しそばでも、食べましょ!」
と、出勤しているスタッフ、みんなに集合をかける。

ところがその韓国出身のスタッフだけ見当たらない。
事情を知るスタッフに聞いてみると…

「先ほど、あの韓国からのお客様から電話があって…。」
なんと、タクシーが捕まらず、バスもなく、
お客様の中には、お薬を決まった時間に飲まないといけない方もいて、困り果ててしまい、フロントに電話をかけてきてくださったとのこと。

それを聞いた、例の韓国出身スタッフが、すぐに使えるカーシェアを調達して、アメリカンビレッジまでお迎えに行っている。

なるほど、それじゃ、ここにいないわけだ。
うちのホテルらしいなー。
お客様の困りごとにすぐ飛び出しちゃうスタッフはすごい。
そしてカウントダウンの忙しい日にスタッフが1人減ってもフォローし合って、余裕で年越しそばを食べるスタッフもさすが。

さてさて、お迎えに上がったスタッフと韓国からのお客様は無事、ホテルまでお帰りになりました。
年明けのカウントダウンの瞬間はなんとその車中だったとか。

チェックアウトの時も、そのスタッフの手を何度も握ってくださいました。

最後に。この時のカーシェア料金やガソリン代は、もちろん全額会社負担です。
普段からこういう逸の彩アクションは事後決裁の、自己判断でよい。となっておりますので。

イメージ画像

Episode 02
お部屋デコレーションサービスが
生まれた日


沖縄逸の彩温泉リゾートホテルの定番サービスのひとつ。
記念日や誕生日のお客様にはお部屋をデコレーションして、サプライズをプレゼントするサービスがあります。
これには現在の支配人、陳が新人時代に体験した素敵なエピソードがきっかけの1つになっています。

これはその時のお話。

台湾から宿泊予約のお客様。
「スタッフとLINEで連絡を取りたい。」と妙な連絡がきたのですが、そこは即対応。
LINEでいろいろと事情をお伺いしてみると・・・。

なんと宿泊当日、お付き合いしている彼女にプロポーズしたいからサプライズを手伝ってほしい。
とのことでした!!

これを聞いた、特に女性スタッフが、
我がことように盛り上がって興奮状態。
「これは絶対に成功させなきゃ!!」
と、当日までLINEで綿密な打ち合わせを継続。

いよいよ当日。
フロントで行っている体験イベントも彼女のために延長して、とにかくまずは彼氏だけをお部屋に案内。
部屋は彼女の好きな花や色でデコレーション。
カメラも設置しておいて、スタッフは隣の部屋で待機。

プロポーズが成功したら、彼氏に壁をトントンと合図してもらい、スタッフがお部屋にケーキを持ってお祝いの言葉を言いながら、にぎやかに入室。

結果はサプライズもプロポーズも大成功!

なんと記録用に撮影しておいた動画は、後日披露宴のムービーとして使っていただいたそう。

これまでも、グループホテル全体としてもサプライズや記念日のデコレーションは行っていたのですが、
このエピソードをきっかけに、スタッフが率先して、主体的に、何よりも楽しんでこのサービスを行うようになりました。

そんな忘れられないお客様のお話でした。

イメージ画像

Episode 03
今日のミッション:
サーターアンダギーを
誕生日ケーキにせよ!


お昼時。
スタッフも2階のキッチンフロアでご飯を食べようか思っていたら…。
香港からのお客様がサーターアンダギーを持ってニコニコしておられる。
「何か御用ですか?」と尋ねると

「これを誕生日ケーキにデコレーションしてくれないかな・・・??」

沖縄逸の彩ホテルのスタッフは、もうお客様からもこのくらいの無茶ぶりには驚きません。
「えーーー!!急に!?」ではなく
「サーターアンダギーをどうやって誕生日ケーキにするのよーー!!」でもなく

「その発想、斬新ですね!」なんて、内心そんなことを思ってしまうようになっています(笑)

沖縄の代表的なお菓子を、海外からのお客様が誕生日ケーキにしたいなんて・・・素敵すぎる!

自分のお昼ごはんは忘れて、
すぐに厨房スタッフに事情を説明。

みんなが同じ想いで働いるのが、私たちの良いところ。
厨房スタッフも嫌な顔ひとつせず、何の躊躇もなく、お皿に盛り付けたり、チョコ散りばめたり、
夜食デザート用の材料なんかを引っ張り出して、飾り付け。

あっという間に、
サーターアンダギー誕生日ケーキのできあがり。

さっそくお客様にお届けすると、館内に響く歓声。
「今日もまたお客様に喜んでいただいたなぁ・・・」とニヤニヤしてしまう逸の彩スタッフ。

ん?
でもなんだか、力が出ない・・・。
ああ、そうだ。自分のお昼ごはんまだ食べてない。